【MLB】今季不調な8人の選手を紹介!

選手紹介

皆さん、こんにちは!ハビアーです。
今回は開幕して1ヶ月以上経過したメジャーリーグの中で、今まさに苦戦している各球団の主力選手たちを紹介します。
活躍している選手は、何かと注目を浴びますが、逆に活躍してない選手は、取り上げられる機会が少ないと思うので、「あ、この選手今年は結構苦しんでるんだ」というのがわかると思います。
それでは早速本編に入っていきましょう。

成績は現地5月8日時点のもの

アンソニー・サンタンダー

今季から5年9250万ドルでブルージェイズに加入した強打のスイッチヒッターですが、ここまでは新天地で苦しんでいます。

昨年はキャリアハイの44HRを放ちましたが、今季は34試合時点で5HR。
HRの割合はレギュラー定着後最も低く、ここにも調子の悪さが現れています。

サンタンダーは元々三振が多く、出塁能力はそこそこ。
ただ、とにかくHR&長打は打てるタイプとして昨年は初のオールスターにも選ばれました。

今季は今のところ、HRバッターとしての力が発揮できていませんが、サンタンデールを擁護するとすれば、大型契約の1年目、ボルティモアからトロントに移ったことによる環境の変化にまだ適応できていないというのはあるでしょう。

このまま今季は不振のシーズンを送ってしまうのか。
今後は左投手を全く打てていない(打率.094/0HR)今の状況を如何に改善できるかだと思います。

ヨルダン・アルバレス

2人目は、ヨルダン・アルバレス
アルバレスといえば、アストロズの主砲であり、安定した活躍には定評があるが、今季はここまで珍しく苦しんでいる。

昨年まで4年連続30HR以上のバッターが今季はここまで29試合でHR3本。
打率.210/OPS.646もアルバレスらしくない。

とはいえ、打率と長打率の期待値(xBA.246/xSLG.495)は実際のものよりも高く出ており、今後上がってきそうな予感はあります。

今月5日には、右手の炎症で10日間の故障者リスト入りとなったが、復帰後にどこかのタイミングで調子を取り戻しそうな気がします。

マックス・マンシー

近年はドジャースのホットコーナーを守っているマンシー、パワーと選球眼を備えた選手だが、今季は開幕から低調なパフォーマンスが続いている。

現在の打率.178/出塁率.308は不調なときのマンシーという感じだが、HRはここまでわずかに1本。
例年よりも三振が多いですし、HRになりやすいと言われるバレルの割合も低い状況です。

やはりマンシーには、HR&長打が求められているので、この成績ではファンから不満が出ても仕方ないように感じます。

そんなマンシーとドジャースの契約は今季まで。
来季は1000万ドルのクラブオプションとなっています。
仮に今季不調なままシーズンを終えたとしても、バウンスバックを見越して残すんじゃないかなと思います。

一応新たなサード探しには動くと思いますが。

ディラン・クルーズ

 昨年メジャーデビューを果たした5ツールプレイヤー候補の1人。2025年のプロスペクトランキングでは全体4位にランクインし、CJエイブラムス、ジェームズ・ウッドらと共にナショナルズを牽引する活躍が期待されている。

 昨年は31試合に出場し、打率.218、ホームラン3本、OPS.641を記録。しかし今季は35試合に出場し打率.188、ホームラン4本、OPS.553とMLBの壁に阻まれている印象。特に得点圏打率が.069と全くと言っていいほど打てていない。またアプローチにも課題が出ており今季は既に39三振を喫し、SO%は28.5%を記録している。

現在チームは借金5を抱えているが3位ブレーブスとは1G差となっている。上位進出には打線の破壊力は必要不可欠。クルーズがどこまで成績を伸ばすことができるかが、チームの上位進出の鍵となる。

ジョク・ピーダーソン

今季からレンジャーズに2年3700万ドルで加入したピーダーソン、昨年はDバックスでキャリアハイの成績を残し、この契約を手に入れた。

しかし、今季はここまで新天地で全く結果を出せていない。
現在は打率.133/出塁率.200
HRはなしでOPS431という状況です。

昨年の大活躍からこの転落、今後挽回するかもしれませんが、もしかしたらこの契約は失敗に終わるかもしれない。

デビン・ウィリアムズ

昨年オフにブルワーズからトレード移籍し守護神候補として活躍が期待されていたデビン・ウィリアムズ。
空気を捻じ曲げる魔球「エアベンダー」と呼ばれるチェンジアップを武器にデビューから昨年までで241登板、235.2イニング、奪三振375を記録し、MLBトップクラスのクローザーとして活躍。
そして今季もその活躍が期待されていた。
しかし今季は開幕から絶不調。今期はここまで、14試合11.2イニングを投げ防御10.03WHIP1.971と結果を残せず。不安定な投球が続き、クローザーから配置転換を余儀なくされた。本人も3~4月には苦手意識があり、キャリアを見ても3~4月は成績を残せていない。
そんなデビン・ウィリアムズに痺れを切らしたヤンキースファンからはブルージェイズ戦で非情なチャントを浴びせられた。
今季終了後にFAとなるデビン・ウィリアムズ。大型契約獲得のためにもここからの復調が大きな鍵となりそう。

サンディ・アルカンタラ

今季TJ手術から復活した、2022年のサイ・ヤング賞投手。MLBの投手では珍しく完投ができる投手で2022年には6完投を記録した。またコントロールがよくMLBデビューから昨年までのBB/9は2.7を記録した。
TJ明けの今季はここまで7試合防御率8.42、WHIP1.613と結果を残せていない。原因はコントロールの悪化。キャリアを通じてコントロールが武器の投手だったが、今季のBB/9は5.2と高くなっている。また奪三振率も減少しており成績悪化に拍車をかけている。
今季終了後FAとなるため、夏のトレード候補にも上がっている。ドジャースがトレードで獲得するのではないかとの噂もある。
TJ前の投球を取り戻せるかで、移籍やFAに大きな影響を与える。

エマヌエル・クラセ

昨年74試合に登板し74.1イニングを投げ防御率脅威の0.61、WHIP0.659、47Sを記録しリリーフとしてサイヤング投票3位に入る大活躍を見せた。
2021年から4年連続70試合以上に登板している鉄腕だが、昨年のポストシーズンから今季も不調が続いている。
昨年失点はわずか10だったが今季はすでに11失点を喫している。
昨年から大きく変化したのはBABIP(本塁打を除く打球が安打になる確率)。昨年.195に対し、今季は.442と大幅に上昇しており、不運が影響していることもこの成績に繋がっている。
だがボールのスピードや回転数には大きな変化は見られない。またセーブ失敗はあるものの打線の援護があり今季はまだ敗戦がない。最近5試合では失点2と少しずつ復調の兆しも見える。
昨年記録した支配的な投球を取り戻すことが今後できるかがチームの明暗を分ける。

ここまでご視聴ありがとうございます。
今回は今季不調な8人を紹介した。
その他ではマーカス・セミエン入れるか迷いましたが、同じレンジャーズのピーダーソンのインパクトが勝った。
セミエンは、移籍初年度の2022年以来の超スロースタートですが、その時と同様に中盤以降で挽回できるか、それがレンジャーズの順位にも関係してきそう。

ドジャースのマイケル・コンフォートも絶不調ですが、忘れていました。

現在は5月上旬、もうすぐで40試合を消化する頃となりますが、まだまだいくらでも挽回が可能です。
当チャンネルでは毎年オールスターブレイク付近で、期待外れベストナインを選んでいますが、そこに入ってくるのか、それとも今後状態を上げてくるでしょうか。

この記事はYouTubeで動画としても見ることができます。

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