2025年MLBのMVP&サイ・ヤング賞はどうなる?【大谷・スキーンズ・ジャッジら本命は?】

現在、開幕からまだ1ヶ月も経っていませんが、今年の主要タイトルを誰が獲得するのか

特に、MVPとサイヤング賞の行方は気になるところ
昨年は大谷選手とアーロン・ジャッジがMVPを獲得し、サイ・ヤング賞は、クリス・セールタリック・スクーバルが受賞。

果たして2025年は誰がその座をつかむのか?
ということで今回は、今年の【MVP・サイヤング賞】の有力候補たちを紹介していきます!

最後に予想というより、私の願望もお伝えしたいと思う
皆さんも「誰が獲りそうか?」考えながら、じっくりと御覧ください!


🏆【ナ・リーグ MVP候補】

まずは、ナショナルリーグのMVP候補から

今季は開幕から特に勢いをみせているのは、パドレスのタティスJr.とDバックスのコービン・キャロル

この2人は現在ともに7HRで、OPS1.000超え、rWARでは、リーグ1位と2位になっている

走攻守すべてでインパクトを残せる2人なので、WARや印象の面でもMVPに推されやすいタイプです。
ただ、タティスに関して一つ不安要素があるとすれば、左肩の状態

4月上旬に、左肩を痛めたタティスは、数日間休養を取った

そこから復帰後も好調をキープしているが、残りのシーズンを戦い抜けるかにはやや不安もある
過去2シーズンで155試合以上に出場しているキャロルと比べて、タティスは、これまで142試合以上に出場したことがない

2023年は怪我ではなく、出場停止処分で約20試合を欠場したが、それ以外は怪我により活躍を制限されている

それに比べてキャロルは、2年連続で155試合以上に出場しており、安定感という面では一歩リードしています。
そして、忘れてはいけないのが大谷翔平
過去2シーズン連続でMVPを受賞し、今季もここまで6本塁打、OPS.930をマークしています。

投手としては現在リハビリ中ですが、本日第一子となる女の子も無事に誕生
父親になった大谷選手が、今後さらにパワーアップして戻ってくる可能性もあります。

その他では、フアン・ソトカイル・タッカーも候補に挙がります。
この2人は、今季それぞれ新天地でプレーしていますが、ここまでは対照的なスタートを切っています。

ソトは現在メッツでプレー中ですが、やや苦戦気味。
昨年はキャリアハイの成績を残し、自身2度目のMVPトップ3入りも果たしました。
とはいえ、打撃専任という立場では、他の3人を抑えて1位を獲るのは難しそうです。

一方、タッカーは今季カブスに加入し、すでに6本塁打・OPS1000超えと好調な滑り出し。
ただ、トップ5には入ってきそうですが、現時点でMVPを獲るイメージはまだ持ちづらいというのが正直なところです。

🏆【ア・リーグ MVP候補】

続いては、アメリカン・リーグのMVPだが、やはり最有力といえば、アーロン・ジャッジ

ここまでは、打率.397/7HR/25打点/OPS1.236と、打率、打点の2冠

タティスと並んでrWAR全体トップにも立っています。
唯一の不安はやはり故障歴

今季はセンターからライトに戻り負担は減っていますが、過去の故障を考えると、健康第一でいてほしいところ。
怪我さえなければ、2年連続のMVPを獲る可能性が高い

その他では、昨年2位だったボビー・ウィットJr.が2番手、その前の年の2位であるコーリー・シーガーも候補に。

オリオールズのガナー・ヘンダーソンは、怪我もあり、ややスロースタート気味で、今後次第といったところです。

⚾【ナ・リーグ サイヤング賞候補】

ここからはサイ・ヤング賞の候補たち。
まずはナ・リーグから見ていきます。

昨年の受賞者であるクリス・セールは、ここまで防御率6.17、WHIP1.63と苦戦している。
36歳という年齢もあり、2年連続受賞は厳しそうです。

そんな中、現時点での有力候補として個人的に注目しているのはこの3人。

まず、1人目は、パイレーツのポール・スキーンズ

昨年メジャーの舞台に立った、ドラフト全体1位の逸材。
1年目は新人王に輝き、投球回数こそ140イニング未満でしたが、なんとサイ・ヤング賞投票で3位にランクイン。
今季はさらにスケールアップしており、現時点ではサイ・ヤング賞に最も近い投手の1人だと思います。う

続いて2人目は、レッズのハンター・グリーン

デビュー当初からその豪速球に注目が集まっていた投手ですが、昨年ついにブレイク。
そして今季は、ここまで防御率0.98、WHIP0.578という圧倒的な内容。
数字だけ見ても、完全にサイ・ヤング級のピッチングを続けています。

そして、3人目は、ドジャース、山本由伸

いよいよ“本領発揮”という感じで、開幕から安定したピッチングを続けています。
直近のレンジャーズ戦では、7回無失点・10奪三振と圧巻の内容。
ここまで5先発で防御率0.93、WHIP0.863と申し分ない成績を残しています。

しかも対戦相手は、タイガースを除けばほとんどが強力打線。
それでもしっかり抑えているのは、本当に頼もしい限りです。

ぜひ日本人初のサイ・ヤング賞を獲ってほしい。
今季はそれだけの可能性を感じさせてくれています。

そのほかの候補としては、フィリーズのザック・ウィーラーや、ブレーブスのスペンサー・シュウェレンバックの名前も挙がります。

ウィーラーは、球界でもトップクラスの先発投手で、これまでサイ・ヤング投票2位が2回
35歳となった今季、悲願の初受賞に向けて、ぜひ獲ってほしいという思いもあります。

一方、シュウェレンバックは昨年デビューしたばかりの若手ながら、今季も好調をキープ。
この勢いがどこまで続くのか、今後の投球にも注目です。


⚾【ア・リーグ サイヤング賞候補】

そして、最後はア・リーグのサイヤング賞候補

ここは、20代の左投手3人+ローガン・ギルバートが候補になりそう

まずはタイガースのタリック・スクーバル

昨年は投手三冠を達成し、見事初のサイ・ヤング賞を受賞。
今季もその勢いは健在で、2年連続受賞の可能性も十分ありそうです。

続いては、レッドソックスのギャレット・クロシェ
オフにトレードで加入し、2026年からの契約延長(6年$170M)も結びました。
新天地ではすでにエースとして君臨していて、スタートの時点では、他の投手より一歩前に出ている印象

さらに、ロイヤルズのコール・レイガンズ
昨年は初のオールスターに選出され、サイ・ヤング賞投票では4位にランクイン。
今季もすでにリーグトップの奪三振数を記録しており、実力的にもサイ・ヤング賞にふさわしい存在です。

そして、マリナーズのローガン・ギルバート

この投手も昨年オールスター初選出、サイ・ヤング賞投票で6位に入りました。
今季はルイス・カスティーヨに代わってローテの最前線を担う存在となっています。

もう1人挙げるなら、ヤンキースのマックス・フリード
今季から8年2億1800万ドルで加入した左のエースは、ここまで防御率1.88、WHIP1.167と好調なスタート。

過去にはサイ・ヤング投票2位の実績もあり、移籍初年度からタイトル獲得という展開も十分あり得るピッチャーです。


ここまでご視聴ありがとう
今回は今年のMVPとサイ・ヤング賞候補について語った

それでは最後に、私の願望ベースの予想を発表して締めたいと思います。

【MVP】
ナ・リーグ:フェルナンド・タティスJr.
ア・リーグ:ボビー・ウィットJr.

【サイ・ヤング賞】
ナ・リーグ:ザック・ウィーラー
ア・リーグ:ギャレット・クロシェ

まず、タティスのMVPについてですが、
私は以前の順位予想で、「タティスがMVP投票2位になる」と言ったんですが――
**ここまできたら、予想の“上”を行ってくれ!**という気持ちです。

もし本当にMVPを獲れるなら、それはパドレスがポストシーズンに進出しているという証拠でもあるはず。

そして、ナ・リーグのサイ・ヤング賞は、ウィーラーか山本投手に獲ってほしい気持ちはありますが、
現実的にはスキーンズが有力かなと感じています。

クロシェに関しては、私が順位予想でレッドソックスを1位にしたので、
もうこのくらい活躍してもらわないと困ります(笑)


ということで、今年は一体どの選手がMVP、そしてサイ・ヤング賞を獲るのか

あなたの予想も、ぜひコメントで教えてください!

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